【閲覧注意】ブラック企業の底沼体験記!ボクが“奴隷”と呼ばれた職場で見た現実とは? 【最終章】 ~ボクとブラック企業~ 

雑記ときどきNISA

前回、ボクはついに法廷に立ち、相手側の証言を聞いてました。
某部長に、言葉のカウンターパンチを食らわすI弁護士。

そして、ボクも証言台の前に立つこととなりました。

前回の続きはコチラです。
   ↓↓↓

ボクはネクタイを締めなおして、証言台の前に立ちます。
裁判所の前に立っている時点で、緊張がピークに達しています。
正直に言います。
この時何を話したのかほとんど覚えておらず、記憶がほとんど無かったのです。

この証言台に立つだけでさえもキツイ状況なのですが、傍聴席全員から注目される状況。
役者さんなどはこれをずっと仕事としてこなしているわけです。
やはり、プロって凄いです。

これは体験した人にしか言えないのですが、非常に高ストレスにさらされます。
映画やアニメなどの役者や声優さんの気持ちが痛いほどわかりました。

心臓がバクバク鳴りながらも、ボクはI弁護士の脚本通りに証言していきます。

何故、この時GPSの記録が切れたのか?
何故、ホテルに宿泊せざるを得なかったのか?
何故、この時間まで残業をせざるを得なかったのか?
何故、朝も早く出勤しなければならなかったのか?

裁判後、コミュニティ内のメンバーの内、一名の方に証言内容をお見せしたことがあります。
その方は、相当細かい部分まで証言しているとのことでした。

後ろには十人以上、会社側の人たちがいる中での証言となり、相当なプレッシャーだったのは間違いなかったです。
更に追い打ちをかけるように、
ボクが証言している間、傍聴席真後ろからの小言が更に動揺させます。

――――嘘だ。

言葉に詰まりながらも、何とかして全ての証言を終えました。
ボクはこの時、とんでもなく大汗をかいてることにようやく気付きました。

ですが、ボクの証言だけでは終わりません。
相手側の弁護士側からの質疑応答があって、更に裁判官の質疑応答もあります。

ボクは証言するためのロールプレイングや、GPSの証拠集めよりも、一番警戒していたのはこの質疑応答です。
そのために、若手I弁護士とW弁護士とで対策を練っていたぐらいです。

相手側の弁護士が、スッと席を立ちあがります。
いよいよ質疑応答が始まります。

何故、ホテルに泊まり会社に申請しなかったのか?
何故、バイクを使用していたのか?
何故、勤怠にズレがあって上長がそれを本当にいじっていないのか?
何故、その事務処理はどうやって処理されていたのか?

法廷の場という事もあり、宣誓書も書いているからこそボクは全て正直に答えます。

甲第〇号証を示します。
相手側の弁護士が突然書類を開きます。

これは、あなたがサインしたものですよね?

これは違う!!
と、ボクは言えませんでした。

情報を持ち込んだのは事実です。

はい、サインしました。

相手側の弁護士が一言告げます。
――――以上です。

ゆっくりと椅子に座りました。
ボクはこの時、本当に胸を撫でおろしました。

もっと凄いことを言われる覚悟だったのです。

次は、裁判官の質疑応答です。

何故、直行直帰を認められない場合があったのか?
何故、積み込み作業は必要だったのか?
何故、バイクを使用なければいけなかったのか?

全ての供述が終わり、閉廷となりました。
ボクはW弁護士に褒められました。

素晴らしい供述だったよ、全て正直に話してくれた。
弁護士先生と一緒にボクたちは閉廷後の待機室みたいな所で座り、今後どうするのか?

まだ戦うか?
それともこれで終わりにするか?

ボクはもうやり切りました。
全て和解で済ますわけです。

こんな高ストレスな思いは二度としたくないのもありましたし、
役者とかやっている方々は相当ストレスフルな仕事だと、改めて理解しました。

たまに芸能人の不倫や不祥事とかありますけど、
初めて体験して相当やけっぱちになる気持ちもわかりました。

ボクは、全てやり切りました。
最後に裁判官、ボクと弁護士先生。
反訴被告弁護士と顔合わせをします。

裁判官の方の難しさと言ったらもう。
天秤にかけるお仕事なので、その伝え方も上手でした。

要約するとこうです。
これ以上の争いを続けるならば、リスクも伴う。
更なる徹底的な証拠が必要となり、時間もかかる。

だが、和解金にすれば裁判官が説得するよう促してくれるそうです。

ボクは決断します。

――和解金でお願い致します。

最後の決着は和解金で終わりました。
ボクは最後まで戦い抜いたと思います。

当日は、実感がわかなかったのですが、
ボクは次の朝、社用車の中で長い戦いを終えた安堵感なのか、少しだけ涙しました。

病気になってから、かれこれ3年という長い月日でした。
会社側からはひたすら嫌がらせを受けても、コミュニティメンバーに応援されました。

更には某経営者(コミュニティメンバーです)の方の協力もしてもらい、弁護士も一緒に探してもらいました。

投資の勉強もしつつ、I弁護士やW弁護士の協力もあって証言台に立ち、ボクはついに「和解」という形で決着をつけることが出来たんです。

投資を教えてくれた師匠から、コミュニティメンバーの方々。
更には今後、関わり合っていくすべての人々。

いつも寒くても暑くても道路を整備している人々。
人手が少ない中、いつもコンビニでレジ打ち、清掃してくれる人々。
ネットで物を購入した時、運搬してくれる人々。

他の人の協力が無ければ、ボクは生きていけないことを、改めて。
この裁判という少し特殊な事例を入れて、全て感じた事でした。

これにて、ボクのブラック企業との戦いのストーリーを締めたいと思います。
長いシリーズでしたが、最後までお付き合いして頂いた読者様には改めて感謝いたします。

それでは、敬礼!

※この記事は、ボク自身の実体験をもとにした一個人の記録であり、特定の企業や個人を誹謗・中傷する目的は一切ありません。

少しでもボクを応援してくれると、今後のブログのクォリティアップ、励みになりますのでよろしくお願い致します。


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