これは、ボクが何とかして社会人になった話し。
ホリエモンが光だったら、ボクは影だった話。その②です。
前回のお話は、リンクを貼っておきます。
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それでは、話しの続きをどうぞ!!
ボクは、何とかして陸上自衛隊に新隊員として、入隊する事が出来ました。
自衛隊に入る事が出来たのは、当時はまだ試験が緩かったこと。
そして、時代背景として、まだ大量に人を集めようとしていたことでした。
陸上自衛隊には、前期後期と新隊員教育隊は二部構成になっています。
まず、前期はみっちりと全部鍛え上げられること。
運よく自衛隊に入る事が出来た僕は、もやしのように細い身体ながらも毎日腕立て伏せ、腹筋、背筋を鍛え上げられていくわけです。
区隊長、班長、班付、全員合わせて凄く優しい部分もありましたが、驚異的に厳しい人もいます。
団体となると不思議なもので、必ず憎まれ役をかって出る人がいる訳です。
当時、散々恨まれただろうに、憎まれ役をかって出た人の精神力には脱帽します。
なぜならば、自衛隊はネットワークの世界よりも、口コミの方が信用があって、尚且つ噂という驚異的な情報が存在するという事をボクはこの時学びました。
毎日訓練する中で、身体はみるみる体格が良くなっていくのと、緊張しい僕は掛け声や整列を行おうものならば、整列するときに通常は「基準」と呼びますが、「ヒジュン!!」と叫んでしまったり、余りにも怖い班長の前では何にも言えなくなるなど。
毎日が貴重な経験であり、ここである意味精神力というか、持ち前の明るさを持つようになったのかもしれません。
毎日寝る布団は、ごわごわで、同期の寝言はうるさいし、班長達の夜回りも初めは気になる訳ですが、段々とボクが慣れてくるわけです。
そして、一番面倒なのは人間関係。
その時の人間の得意不得意が出たり、人間関係の強弱も出たりしました。
ボクは、ここで人間観察というスキルを得ていたのかもしれません。
他のブログでも書きましたが、私の得意スキルが「その人と会話をすれば、ある程度何が得意なのか? 不得意なのか?」を見定めたりすることが出来るようです。
実際、自衛隊ほど幅広い人材が集まる箇所はなく、伊達に国家公務員ではないかと思うわけです。
細かく書きすぎると、実際個人情報にも関わるので、書けませんが、以下、班長班付はこんな感じでした。
- とある事情で海上自衛隊か陸上自衛隊に移った班付。
- 三士から始めた現場キャリアの班長。
- とある傭兵部隊から自衛隊に移ったいつまでも身体が動く班長。
- 小柄ながらも、隊員の事をよく見ている班付。
- 嫌われながらも平然と恨み役を行っていた班付。
これを書くだけでも、本当にキャラクターが濃いです。
とにかく、個性際立っているので全部新鮮でした。
そして、上司ともども、育てようという愛もあるがゆえの、畏怖というか。
今考えると、あの厳しさは人間的な温かみだったかもしれません。
無関心という言葉がありますが、あれは逆説的な意味だと今だったら理解できますが、当時のボクには地獄でしかなかったです。笑
でも、何とかして前期を乗り越えました。
当時は、メチャクチャ苦しかったです。
今はそのおかげで自分自身が社会という大地に立っていられる。
少しだけ自慢出来ることでした。
前期課程修了式後、ボクは不覚にもその時思わず泣いてしまったのです。
台風が来てはベッドを直し、夜中まで上司たちのシゴキを受けつつも耐え、叫びながらも小銃を担ぎ上げて毎日走り。
思い出が一気に溢れてきたわけです。
なぜならば、ここで鍛え上げられ、何とかして食らいついてきたからです。
ボクは、頭が良いわけでもなく、特に特徴もなく、身体が頑丈なわけでもなく、少しだけ足が速い程度。
しかし、ボクはそれでも何とかしてやり切った。
気付けば同期も男泣きでしたわ。
後にも先にも、僕がここまで強くなれたのは、一人で乗り越えたわけではなく、皆で乗り越えたからだと思うわけです。
NISAや投資により、お金が増えてきた今。
特に最近思うんですけど、ブログでも、自衛隊でも、何にしても
本当は誰かに助けられているのではないかと感じています。
なぜならば、何を書くにしても他の人の協力が必要ですし、今歩いている道も誰かが何とかして頑張ってコンクリートを固めてくれているし、犯罪抜きでコンビニで買い物をできるのも店員さんがいるから物を購入できるし。
お金が増えたから、投資をしたから。
だからこそ、ありとあらゆるものに感謝することが出来ているのではないかと、つくづく感じる訳です。
あらゆるものに感謝できるマインドこそ、お金に好かれると思ってますし、お金が寄ってくるとボクは感じています。
その言葉が響かない人は、まだまだ社会や他人に対して感謝が足りないかもしれません。
すみません、話が逸れましたが、ボクは自衛隊に入る事でようやく社会人(自衛隊の中のみですが)としてようやく立てたような気がしました。
自衛隊の話しはめっちゃくちゃ長くなるので、ここまでですが、
それよりもここまで拝読して頂いた読者と、今まで経験させてもらった同期や友人にまずはありがとうとお伝えしたいです。
人によっては「価値」の無いブログなのかもしれませんが、これはボクの記憶を整理するという意味と、ボクという存在を知ってもらうためとして考えれば、とても「価値」のあるブログです。
後期では、もっと濃ゆい人々が登場するので、よろしくお願いします。
ブラック企業や今辛い方々にも、この文章が一人でも多くの人に届けば幸いです。
また、新しくブログを書きますので、よろしくお願いします。
ホリエモンが光だったら、ボクは影だった話。その3 へつづく。
今回の話しはここまでです。
いやあ、あっという間だった20代。
ボクが何とかしようとしていた、あがいた時代でしたね。
ご感想等ありましたら、感想などお待ちしております。
それでは、また次回で。
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